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出版社内容情報
ノーベル文学賞を受賞したアメリカを代表するユダヤ人作家の傑作長編。身に覚えのない料でかつての知人にしつこくつきまとわれる主人公の苦悩は、大都会の人間関係の難しさを浮き彫りにする。
内容説明
身に覚えのない科でかつての友人にしつこくつきまとわれる男の苦悩と弁明。ノーベル文学賞作家が描くリアルな都会人像。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりぱい
6
不愉快続きでイラッとくるのにぐいぐい読めてしまう独特な味わい。落ちぶれたのはおまえのせいだと、勝手に思い込んだ男が訪ねてきて理不尽につきまとわれる主人公。弁解は通じず、いまいましさを通り越して気味が悪くなってくる。主人公はユダヤ人である意識から被害妄想的でもあるのだけれど、昔のいきさつが明らかになるにつれ・・。知らずして人の人生を狂わせているかもしれない悪夢。2012/04/27
雨宿り
0
久々に、もう読むの止そうかしらんと思いました…主人公が常に苛々してるので此方も落ち着かず、終始淡々とした作りも苦痛だったので。でも、それがこの本の本質と云うか。ちょっと、感想とかは時間が掛かる本。2009/07/27