出版社内容情報
解剖学用の女体の蝋人形が受け身の姿勢をとっているのはなぜか? 18~20世紀の医科学が紡ぐイメージや物語に支配された文学、絵画、映画、広告等に表れるジェンダー像を検証する。
【目次】
第一章 序論/第二章 自然界の事実――科学と性の歴史的役割/第三章 身体像と性役割/第四章 宇宙の引喩としてのジェンダー/第五章 科学の前にヴェールを剥ぐ自然/第六章 科学、機械、ジェンダー/第七章 医学が作り上げる女性像
内容説明
頬杖をつき、物思いに沈む解剖学者が手術台の女のヴェールを剥ぐしぐさは何を意味するのか?文学、絵画、映画、広告などに表れるジェンダー像を検証し、医科学が紡ぐ物語/イメージ支配の本質に迫る刺激的論考。図版多数収録。
目次
第1章 序論
第2章 自然界の事実―科学と性の歴史的展望
第3章 身体像と性役割
第4章 宇宙の隠喩としてのジェンダー
第5章 科学の前にヴェールを剥ぐ自然
第6章 科学、機械、ジェンダー
第7章 医学が作り上げる女性像
著者等紹介
ジョーダノヴァ,ルドミラ[ジョーダノヴァ,ルドミラ][Jordanova,Ludmilla]
イギリスを代表するフェミニスト科学史家。2000年イギリス科学史学会の初の女性学会長に就任
宇沢美子[ウザワヨシコ]
慶応義塾大学大学院博士課程修了。東京都立大学助教授(米文学)
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