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フランス小説の扉

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560047187
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C0098

出版社内容情報

19世紀の極めつきの名作から現代の知られざる逸品まで、小説の読みどころ、味わい方を陶然と語る。トゥーサンやジャン・ルノワールの名翻訳家による「フランス小説美味礼賛」。 【目次】 I 恋する十九世紀小説 スタンダール語りおろす『パルムの僧院』・バルザック悶々『谷間の百合』・ネルヴァルと女神『東方紀行』・もてる男モーパッサン『ベラミ』/II 二十世紀への架橋 夢うつつの詩学――ネルヴァルからプルーストへ・扉としての書物――ブルトンとネルヴァル/III フランス小説は、いま BORIS VIVANT ?――ヴィアンとフランス小説の現在・勝手に逃げろ!――ソレルスと現代小説のストラテジー

内容説明

極めつきの名作から知られざる逸品まで、名翻訳家が語るフランス小説の味わい方。

目次

1 恋する十九世紀小説(スタンダール語り下ろす―『パルムの僧院』;バルザック悶々―『谷間の百合』;ネルヴァルと女神―『東方紀行』;もてる男モーパッサン―『ベラミ』)
2 二十世紀への架橋(夢うつつの詩学―ネルヴァルからプルーストへ;扉としての書物―ブルトンとネルヴァル)
3 フランス小説は、いま(「フランス語作家」としてのフォークナー;BORIS VIVANT?―ヴィアンとフランス小説の現在;勝手に逃げろ!―ソレルスと現代小説のストラテジー;人間の終わり、小説の再生―ミシェル・ウエルベック『素粒子』)

著者等紹介

野崎歓[ノザキカン]
1959年生。東京大学大学院博士課程中退。東京大学大学院助教授。19世紀仏文学・映像文化論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。