出版社内容情報
ポール・オースターの妻による長編小説。ヒロインの貧しい大学院生アイリスが、ニューヨークの街を彷徨し、傷つきながらも精神的成長を遂げる物語は、全米の女性読者の共感を呼んだ。
内容説明
ポール・オースターの妻による、繊細にしてミステリアスな長篇!ニューヨークの街に生きる若く傷つきやすい女性の魂の彷徨を描いて、全米批評家の絶賛を浴びた鮮烈のデビュー作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豆
4
混沌とした印象。支離滅裂とまではいかないが、身体と心がバラバラになってる。それが手に負えなくなって、当り散らしたり、男装したり、電話線抜いたりと、落ち込み方や感情との向き合い方がとても下手。この主人公に好感は持てないが、自分の一部に出会った気がしました。読み返したい本です。2011/03/24
konaka
3
「すべてを告白するのは、寛容さのいかがわしい形態だ」2021/02/25
afroblue
1
短編をつなぎ合わせた中編。まとまりのなさを感じた。2018/09/24
でりら
0
知らない間に他人の夢の中に紛れ込んでしまったような(そして幸せな夢ではない)気分になる。お約束ながら「残忍な少年」が読みたくてたまらなくなる。2011/04/28
bluesunset
0
う~ん……という感じ。
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- 和書
- 光源氏になってはいけない