出版社内容情報
ジャーナリストのギイ・ブルトンと怪異譚研究の第一人者ルイ・ポーウェルの2人が、古今の文書を精力的に漁り、語り継がれてきた事実に基づく怪異譚を厳選し、集大成した「不思議な物語」集。古くからあり、現代の科学をもってしてもなお解き明かせない神秘、奇跡、怪異な出来事を20編収めた。
内容説明
奇譚研究の第一人者が古今の資料の中から、歴史上の神秘・奇跡・怪異な出来事を精選した二十の「不思議な物語」集。
目次
１ 身近な幽霊（バーデン＝バーデンの白婦人；トリアノンの亡霊；天来の音楽）
２ 未来の幻（時間の幕が裂けるとき；霊媒に救われた女流飛行家；聖マラキの予言書 ほか）
３ 悪魔憑きと妖術（パリ大司教の暗殺；妻帯司祭の恐怖譚；神秘の大冒険師ヴァントラス）
４ 別世界からの使者（昔の空飛ぶ円盤；モーパッサンと空飛ぶ円盤）
５ 大いなる神秘（キャヴェンディッシュの仮面；ヨーロッパの孤児；人工の黄金を見た人 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月十六(ニール・フィレル)
2
西洋史にまつわる奇譚、幽霊話などをまとめた本。読んだからだいぶ時間があいてしまったので、前半に奇譚、後半に会話形式の注釈というていだったことすら忘れてしまっていた。なんとなく印象深い話があったような気もするのだが、さっと読み返してもいまいち思い出せないのが残念。参考文献が各話ごとにあるので、そこに派生していくのも楽しい一冊だと思う。2022/04/04
sasa
1
ひとつひとつの話の後に、対話形式で注釈がつけられていて読みやすかったです。2013/08/30
