出版社内容情報
1861年、男は愛する妻と別れ、世界で最も美しい絹糸を吐く蚕を求めて、最果ての地、日本へ旅立つ。そしてそこで美しい謎と出会う。クールでドライな文体の奥にひそむ叙情性、ときに現れるエロティックな描写。まるで絹のようにしなやかで官能にみちた愛と幻想の物語。イタリアのベストセラー。
内容説明
一八六一年、男は愛する妻と別れ、世界で最も美しい絹糸を吐く蚕を求めて、最果ての地日本へ旅立つ。そこに美しい謎が…。絹のようにしなやかで官能にみちた愛と幻想の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さぼさん
3
音楽の様に美しい“愛”の物語．最後の手紙の秘密には思わず涙．作者お勧めのミケランジェリのピアノ曲を聴きながら読めば感動も倍増．2010/05/16
ふう
2
ぬぬ。解釈＆感想不能。何なん？ 原文のせい？ 訳のせい？ 作者が日本を知らなすぎたせい？ この、そぐわないという感覚は、作者がイタリア人だから？ 残念。もうちょっと理解のしようがあるはずなのに、というもどかしさが残る。2014/09/24
Kyo
2
墓蹟には「いつも ここには いなかった」と彫りたい2010/10/25
koi
1
私は絹が有名なところに生まれて絹の中で生きてきたから特別な感情を持ったけど、そうじゃない人にとっては何でもない小説かもね。2018/09/28
うずぴ
1
図書館で見かけて借りてみました。理解し難いファンタジーでした。2013/03/01
