出版社内容情報
世界各国から最高の賛辞を贈られつづける現代ダンス・シーンの代表的舞踊家が、骨と空気との境界に漂う肉体表現の究極の可能性を求めて、あるときはことばという詩的宇宙を自在に踊りながら、またあるときは言葉の迷宮をさまようように、自らへのマニフェストを書き綴った衝撃のメッセージ。
内容説明
「睡眠としての時差を薬にして、きょうも生きぬく人間ども。私はダンスという犯罪を犯したくてたまりません」精神と身体のマニフェスト。
目次
第1章 平らな冬が―風呂を凍らせる
第2章 消えた太陽―レレレ
第3章 童話―秋空高く日の丸揺れて
第4章 加速する秋―傾斜する時間に
第5章 ガラスを噛む―トンボ鉛筆の黄金
第6章 犬はなけなけ―雪の降る町に
第7章 ミルクと針―ノーコメント
第8章 水道管の祈り―震える空気の騒めき
第9章 骨と空気―水は楽しく




