出版社内容情報
1520年のマゼランによる発見以来、パタゴニアは人の住む最果ての地として西欧人の想像力をかき立ててきた。チャトウィン、セルーという英米を代表する2人の旅行記作家が彼の地の不可思議な魅力を縦横に語る。「文学的旅行者」を自任する2人はダンテからメルヴィルまで多くのテキストを引用する。
内容説明
1520年のマゼランによる発見以来、パタゴニアは人の住む最果ての地として西欧人の想像力をかき立ててきた。本書ではチャトウィン、セルーという英米を代表する二人の旅行記作家が、ダンテからメルヴィルまで多くのテキストを引用しながら彼の地の不可思議な魅力を縦横に語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりか
2
オシャレな本。2人の著者がパタゴニアについて文学的に書き綴っていく。ダンスバトルみたいな?静かに白熱していく感じ。 パタゴニアっていう未開の土地について空想が広がって行ってみたくなるなぁ。 南米というのとはまた違う、遠い別の世界って感覚。 南米も好きだけど。パタゴニアって魅力的。 図書館の閉架の本だけど、開架のコーナーに出てきてた。 素敵な本の紹介ありがとう。2022/07/17
カネコ
1
○2017/11/03
Koning
1
文学的紀行文とでもいうか。パタゴニアと言えば本国以外でウェールズ語が話されている土地だけに、当然そのネタもでてくるんだけど、英語の人たちにありがちなペンギンの語源の間違い(字義通りならばpen(頭)gwin(白)で白頭になるんでどっかで情報がとっ散らかって付いちゃったわけだけど)とかやっぱり仕方ないやね(w。 ま、それはさておき、文芸作品とパタゴニアのイメージを二人がアーダコーだ言い合う訳でこういうのもいいですな。それ違うんじゃね?とか突っ込みいれたりヘェ〜してみたり薄い本なのに5倍は楽しめました(当社2012/04/04
メルセ・ひすい
1
12-124 「大足族」や「巨人」の恐怖・実は逆、大足族や巨人は白人の被害者。 マゼランの略奪と冒険・・宝探し・・南米漁り・・ 巨人は補獲されチャールズ5世への貢物、航海中、死んでしまい失敗。そののち大足族は絶滅!悪の限りをつくす・ ガリバーの旅行記の発想はここ・・・ ヨーロッパの偏見 ★チャトウィンとセルー・二人のカケアイ旅行記。●因みに…当時の日本の危機…葡萄牙と西班牙で地球を山分け! 日本大和の国は両国の、山分けの 分水嶺上にあり…∴両国が渡来した。それが鉄砲・種子島です。。。(*_*) 2010/02/12
jdrtn640
0
池澤夏樹さん編集の河出世界文学全集に収められてる「パタゴニア」と併せて。2012/08/15
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