内容説明
瞑想と空想との大胆な交錯、神話的古代への嗜好、美化された同性愛への偏愛。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぞしま
12
最高なんですが、私はこの作品に対して語る言葉を持ちません。一生持ち得ないかもしれない、と思うと少しさみしいですが、素晴らしかったです。再読必須。2016/02/25
更新停止中
3
こういう美しいもののために私は神話や古代に耐え続けているんだ。2012/12/03
ふたば
1
どうしても再読したくて、手元に置いておきたくて古本を買ってしまった。美しい筆致、喚起される豊かなイメージに心が揺り動かされる。宝石のような短編の数々にうっとり。アキレウス関連の二作は、それまでのアキレウス観を大きく揺さぶってくれた上にアキレウスの新しい愛し方を教えてくれるし、クリュタイムネーストラーの話は、ずっとこういうものが読みたかったのだ！と涙が出そうなくらい美しい。この作品に出会えて幸せ。2013/02/16
うた
1
読みながら、頭のなかがまったく違う世界とつながっているような感覚に陥る。ユルスナールは異教の人なんだなー。2009/09/12
hika
1
物語の生成でも、アフォリズムの断片でもない。不思議で鮮やかな言葉の連なりの快楽。2008/12/04
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