出版社内容情報
1580年、モンテーニュは『エッセー』(随想録)初版を完成すると、パリに出て国王に自著を献呈し、そのままスイス、ドイツを経てイタリアへ旅立った。本書はイタリアのガラヴィーニ女史による綿密な本文校訂と詳細な注に基づく「新版旅日記」である。モンテーニュ没後400年記念出版。
内容説明
1580年、モンテーニュは『エッセー(随想録)』初版を完成するや、パリに出て国王に自著を献呈し、そのままスイス、ドイツを経てイタリアへ旅立った。イタリアのガラヴィーニ女史による綿密な本文校訂と詳細な注に基づく新版旅日記。
目次
ボーモンからプロンビエールまで
プロンビエールからバーデンまで
バーデンからアウクスブルクまで
アウクスブルクからヴェネツィアまで
ヴェネツィアからローマ到着まで
ローマ滞在
ローマからロレートまで
ロレートからルッカまで
デラ・ヴィラ温泉滞在
トスカーナ巡遊
ルッカから再びローマへ
ローマからモン・スニ峠へ
モン・スニ峠から一路モンターニュへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーハート
4
モンテーニュは1580年の6月にフランスを発ち、スイス、ドイツを経て憧れのイタリアのローマに至り、17カ月後に帰郷するまでの旅の日記を残している。『エセー』を書き上げたモンテーニュは腎臓に持病を持っていて、当時としてはもう充分に年寄りであった。この男が馬に乗りながら、街や村や人に何を見、何を考えながら旅したか、その日々の記録である。私は、度の強くないさっぱりした辛めのワインをちびりちびりやるように、モンテーニュと共にこの旅を満喫させてもらった。旅の終わりは寂しい。七夕の宵に読了。2020/07/07
荏苒 byn
0
「相性」が全く合ってないため、著者名追加のため読了本を記載。感想は別途記載予定。2020/02/24
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- 和書
- 農協運動に生きる 〈続〉