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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
4
4人の異なった著者による短篇集。もちろんテーマはビブリオマニア、のはずなんだけど、『書痴談義』というネーミングのインパクトには負けてしまっていると感じた。書痴が登場するのは4編中2編なので、あまり濃くない。もっともっと狂気じみた物語を期待していたので、気が抜けてしまった。もしくは、本格的にヨーロッパの稀覯本に興味関心を持ち、知識がある読者なら私よりずっと楽しめたのではないかと思う。つまり、この『書痴談義』は、読者の”書痴度”検出器でもあるのかも知れない。2012/03/07
刳森伸一
0
生田耕作編訳のビブリオマニア・アンソロジーの2作目。1作目の『愛書狂』と比べると小粒な感じは否めないが、これはこれで面白い。2014/03/25
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- 洋書
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