オオカミと生きる (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560040782
  • NDC分類 489.56
  • Cコード C0045

内容説明

3種類5つの群れのオオカミのボスとなり、その生態・心理・順位争い・イヌとの違いなどを活写する驚異の記録。

目次

1 私のオオカミたち(四人組;すばる;荒くれ五人組;ホッキョクオオカミ;シンリンオオカミの群れ;発情期;研究結果)
2 なぜ生涯をオオカミに捧げることにしたか(村の少年がオオカミのリーダーになるまで;見せ物にされる猛獣;イヌに見られるオオカミからの遺伝形質;なぜ生涯をオオカミに捧げることにしたか)

著者等紹介

フロイント,ヴェルナー[フロイント,ヴェルナー][Freund,Werner]
1933年、ドイツのヘッセン州ギーセン近郊に生まれる。少年期から多くの家畜たちと交わる。18歳のときシュトゥットガルトのヴィルヘルマ動物園に勤務、動物の習性を熟知したユニークな存在として頭角を現わす。1954年、「未開発探検」の準備もかねて連邦国防軍に入隊、サバイバル術を身につける。隊内でもマスコットとしてイノシシやロバ、クマ等を飼う。64年以降は念願の未開地探検を精力的に企画・参加し、さまざまな自然民族と友情を結ぶ。1972年ザールラント州メルツィヒに移り、オオカミと出会う。77年には最初の野外囲い地が出来、本格的な共同生活を開始。現在「四人組」「すばる」「荒くれ五人組」のヨーロッパオオカミの3群、およびホッキョクオオカミ、シンリンオオカミの群れ計5群の上に立つ“超位オオカミ”として生活、その驚異的活動が注目されている

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年生まれ。東京大学理学部卒。京都大学名誉教授。理学博士

今泉みね子[イマイズミミネコ]
1948年生まれ。国際キリスト教大学教養学部自然科学科卒。後、フライブルク大学留学、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菊蔵

3
オオカミの姿や動きは常に非常に魅力的で、時折絵に描いたりしていたが、かれらが実際どんな性質を持つのか自分は殆ど分かっていないことに気付き本書を読んでみることに。ドイツ人である著者の体を張ったオオカミ愛に激しく感動してしまった。氏は大変な冒険家だったようで、未開の部族を訪れることをフィールドワークにしていたらしく、その部分も手に汗握らずにいられない。同じ人間と思えないワイルドな生き様と(私の知る中でベストオブワイルドガイはヴェルナーさん)動物に対する人間の横暴に気付かされ、その傲慢さには激しい憤りを覚えます2022/08/16

せん

2
中村書房(渋谷→表参道)にて立ち読み、現実でこういう生き方してる人いるんだなぁと。フィクションでしか見ない夢のある本。2022/03/03

カネコ

2
2013/01/14

おかーきゃん

1
図書館本2019/09/05

Hanako Nagai

1
久しぶりに一冊最後まで読みきった◎ ドイツで狼の群と暮らす、元落下傘部隊ヴェルナーさんのお話…ってなんなんだこのおじさんは。狼の今まで知らなかった習性が、距離感ゼロで綴られた貴重な資料。なんせ寝食ともにしてらっしゃいますから… 今年はなぜか狼が気になっているのだけれど、読めば読むほどその賢さと強さゆえの合理性にときめきは募るばかり。見た目も大好き。涼しくなったら多摩にでも拝みに行きたいものである。2014/08/04

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