内容説明
3種類5つの群れのオオカミのボスとなり、その生態・心理・順位争い・イヌとの違いなどを活写する驚異の記録。
目次
1 私のオオカミたち(四人組;すばる;荒くれ五人組;ホッキョクオオカミ;シンリンオオカミの群れ;発情期;研究結果)
2 なぜ生涯をオオカミに捧げることにしたか(村の少年がオオカミのリーダーになるまで;見せ物にされる猛獣;イヌに見られるオオカミからの遺伝形質;なぜ生涯をオオカミに捧げることにしたか)
著者等紹介
フロイント,ヴェルナー[フロイント,ヴェルナー][Freund,Werner]
1933年、ドイツのヘッセン州ギーセン近郊に生まれる。少年期から多くの家畜たちと交わる。18歳のときシュトゥットガルトのヴィルヘルマ動物園に勤務、動物の習性を熟知したユニークな存在として頭角を現わす。1954年、「未開発探検」の準備もかねて連邦国防軍に入隊、サバイバル術を身につける。隊内でもマスコットとしてイノシシやロバ、クマ等を飼う。64年以降は念願の未開地探検を精力的に企画・参加し、さまざまな自然民族と友情を結ぶ。1972年ザールラント州メルツィヒに移り、オオカミと出会う。77年には最初の野外囲い地が出来、本格的な共同生活を開始。現在「四人組」「すばる」「荒くれ五人組」のヨーロッパオオカミの3群、およびホッキョクオオカミ、シンリンオオカミの群れ計5群の上に立つ“超位オオカミ”として生活、その驚異的活動が注目されている
日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年生まれ。東京大学理学部卒。京都大学名誉教授。理学博士
今泉みね子[イマイズミミネコ]
1948年生まれ。国際キリスト教大学教養学部自然科学科卒。後、フライブルク大学留学、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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