老人と子供の民俗学

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560040560
  • NDC分類 384
  • Cコード C0039

出版社内容情報

 かつての老人達は、地域共同体の中で、自らに見合った地位と役割を与えられていた。子供達は仲間同士の遊びの中で自らを育むと共に、老人から様々な知恵を受け継いだ。現代社会はこの両者の自立意識と交流を拒んでいるのではあるまいか。永遠にして最も今日的なテーマを追究する富田民俗学の精華。

内容説明

老人の真の生き甲斐とは何か。子供は成長過程で何をどう学ぶべきか。日本の伝統社会における両者のあり方と交流をつぶさに検討し、この永遠にして最も今日的なテーマを追求する。

目次

第1章 伝統社会における「老い」
第2章 「老人」のイメージ
第3章 サブカルチャーとしての老人文化
第4章 「老人と子供」のテーマ
第5章 日本の伝統的子供観
第6章 「十三、七つ」と子供の霊力
第7章 子供文化百科
第8章 江戸時代の町の子供
第9章 江戸時代の村の子供
結語 「老人と子供」の境界性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayano

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退職された方にいただいた本。民話や言い伝えなども多く登場しながら、老人ベースではじまり子どもに話題がうつり、地域の風習や遊びと土着の文化に触れている本。最後の方に書かれていた「橋の下or川でひろってきた子」に関する研究紹介と考察は興味深かった。2023/10/27

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