出版社内容情報
猪や狸、クモ、森など、様々な動植物との付き合いをユーモラスに活写しながら、多数の図版を添えて贈る最高に楽しい〈暮らしに密着した自然保護〉の本。安易な掛け声に惑わされず、地域に根差した自然保護の実践とその在り方をも考える本書は、自然と子供を愛する両親や先生方に必読書となろう。
内容説明
楽しさぎっしり、滋養満点。タヌキやクモ、森や里山などとの交際(つきあい)を通して自然環境と生き物との関わりを考える〈地域の暮らしに根ざした自然保護(エコロジー)〉の本。ユーモアいっぱい、義憤満載。
目次
序章 知っているようで知らない自然(文化が進むとどうなるか;樹を伐ったらどうなるか)
第1章 自然は識りたし理数は苦手(行ってみりゃ判る森の味;サークル文化じゃ子は育たん)
第2章 森の学校は生命学科(森の学校の一般教養;専門過程は野次馬根性)
第3章 百姓感覚の自然保護(ドン百姓感覚こそ自然と調和;自然はワシらのオフクロさん;理屈じゃ自然は残るめえ)
第4章 自然を受け継ぐお子様ランチ(肌の触れ合いオンブにダッコ;いらぬ世話焼く他人の外道)