出版社内容情報
長い歳月にわたりフランスのお菓子にこめられてきた夢と憧れを、その「名前」からときあかす楽しい1冊。モンブラン、ミルフイユなど300種以上のお菓子の由来やエピソード満載!
内容説明
長い歳月にわたりフランスのお菓子にこめられてきた夢と憧れを、その「名前」からときあかす楽しい一冊。モンブラン、ミルフィユなど300種以上のお菓子の由来やエピソード満載。
目次
第1章 お菓子の命名法
第2章 お菓子のジャングルで名を成す法
第3章 偉大なる古典
第4章 聖なるものとお菓子
第5章 愛とお菓子
第6章 お菓子の動物園
第7章 甘味のワルツ
第8章 成功の輝き
第9章 他者への視線
第10章 間違いは人間のなせる業
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りーすひぇん
1
主にフランスで食されているお菓子の名称の由来を探る。素材やクリームや製法がどんなものなのか知っていたり、フランス語の知識があるとより面白いだろうな。どんな見た目のお菓子なのか調べながら読んでたから、読んでいる間中ずっと甘いものが食べたくて。こんなに近接しているのに、ドイツとはだいぶ違うお菓子の様相だなぁ。2024/12/30
kira
1
お菓子の民族誌。さまざまな洋菓子が登場するけれど、専門的すぎるのか、実際のお菓子と名前とが一致しない。本文も抽象的と言うか、お菓子の魅力に酔ってしまったかのように、理解しづらかった。(わからないことはないけれど、軽い気持ちで読むには向いていなかった。)2023/04/21
与太郎
1
訳文も慣れてくれば意味をはっきりと読み取れるようになるけど、やっぱり苦労はする。知識として部分的にピックアップするだけなら問題ないけど、それで終わらすにはもったいない一冊でもあります。間違いなく良書ではある。名前の由来からお菓子の歴史を語るユニークな本で、名前は人がつけるものだからこそ、そこには思いがけないドラマがあったりして面白かった。音楽の章がとくに興味を引かれた。イラストつきとはいえ馴染みのないお菓子が多く登場するので、繰り返し読む機会を設けてその歴史とともに親しみを感じられるようになりたい。2014/01/24
読書会
1
なぜお菓子(特にフランス菓子)に急に興味がわいたのか、あまり覚えていない。が、ちょろっと調べているうちに、名前の由来を知りたくなってきたのだった。ケーキっつったら、誕生日に不二家とか日本的なケーキしか食べずに過ごしてきた自分にとって、フランスには実に色々なケーキがあるんだなと関心し、またその名前が単純に地方名から取られたものから、妙にエスプリがきいたものまで色々あるもんだから楽しいったらない。索引にページ数がないのが残念!おかげで自分で調べてエクセルで管理しちゃった、てへぺろ。(hc)2012/09/13
シラヌイ
1
この本の半分は菓子名でできています。 簡単な由来の解説が載っていて「へぇ」と思う部分も。 表現がちょっとくどいと思うのはオリジナルのせいなのか、翻訳のせいなのか。2010/09/29
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