ピカソの戦争“ゲルニカ”の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560038963
  • NDC分類 723.36
  • Cコード C0071

内容説明

名画誕生とその後の波瀾万丈を追う。惨劇を描いた真意、内戦とフランコとの確執、バスク自治問題などを解く。「9月11日」後、反戦と平和の祈りを伝える熱いメッセージ。

目次

1章 スペインの死
2章 闘牛場の記憶
3章 指先から迸る絵
4章 スペインを救え!
5章 まだ履ける靴
6章 亡命生活
7章 最後の難民
8章 ゲルニカの“ゲルニカ”

著者等紹介

木下哲夫[キノシタテツオ]
1950年、東京生まれ。京都大学経済学部卒業。パリ第三大学英文科履修。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

唯誠

3
「わたしは生に味方し、死に抵抗する」「わたしは平和に見方し、戦争に抵抗する」という言葉を残しているピカソ。 見る、観る人びとに《ゲルニカ》を通して、恐怖に苛まれた時代を…今なお問い続けているんじゃないかな?と考えさせられる。 2018/05/29

アキ

3
ゲルニカについて一般向けに書かれた本の翻訳。ポーラ美術館でゲルニカのタペストリーを展示しているので、今度見に行く予定。原田マハの暗幕のゲルニカを読んだ後なので、内容がだぶっているところも多くあり、参考にしたところもあったのではと思わせる本であった。違いがあるとしたら、ビルバオにグッデンハイム美術館が建設された背景であった。ゲルニカのためにつくられた展示室があり、ゲルニカを呼び寄せる政治的な働きもあったらしい。現在ゲルニカはソフィア王妃芸術センターで展示されていて、プラド美術館よりも来館者は多いそうです。2017/04/19

keroppi

1
何年前かにマドリッドの美術館で見た「ゲルニカ」。その迫力に圧倒されたのだが、その制作背景とそこに「ゲルニカ」が飾られるまでに、こんなドラマがあったなんて。これも色んな意味で「怖い絵」である。 2013/10/19

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