出版社内容情報
彫刻家イサム・ノグチが生んだ壮大な宇宙を肉声とともに跡づける決定版。詩人の父親との確執や母親の自由放任による孤独、能、庭園、石など日本の伝統文化への関わり、ブランクーシやゴーキー、勅使河原宏や武満徹など国境を越えた芸術家たちとの交流を追い、波乱に満ちた遍歴と探求の生涯に迫る。
内容説明
響きあう東洋と西洋。彫刻家イサム・ノグチが生んだ壮大な宇宙を肉声とともに跡づける決定版。日本の伝統文化への関わり、国境を越えた芸術家たちとの交流など、波乱に満ちた遍歴と探究の生涯に迫る。図版多数・年譜・人名索引付き。
目次
初期の遍歴時代
古き日本を求めて
二つの世界をひとつの舞台に
私から公へ、そして公から私へ
「漂流するユリシーズ」のように
重大な旅行
伝統、常に新しくて常に古いもの
巡礼と伝道
帰路―パリとニューヨーク
一個の彫刻にこめられた世界〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
95
伝記。素描、作品の写真など。慶応大学新万来舎。李香蘭こと山口淑子と結婚・後に離婚。イサムノグチ庭園美術館。人生と作品の規模のすごさに驚く。電子書籍として写真を拡大して見られると嬉しいかも。名古屋市鶴舞中央図書館所蔵。2014/06/04
邪馬台国
2
野口の生涯・思想・作品をがっつり語った一冊。日本国内あちこちに作品があり、名前もよくきくものの、中々人となりや作品について知る機会がなかったので、時間をかけて読んでよかった。彼が影響を受けた中でも、夢窓国師は特に気になったのでいづれ読んでみる。2015/09/07
hatomune06
1
イサムノグチの生涯における膨大な数の作品を時系列的に取り上げ、ノグチとの会話や自伝から彼の生い立ち、論文、メモ書き、手紙など多面的な資料を通してドーレ・アシュトン自身の考察とともにその創作意欲の源を追っていく。その中で関わるたくさんの芸術家や建築家やキュレーターとのやり取りは、作品を取り巻く環境と時間軸をリアルに感じさせる。次にイサムノグチの作品を見るのが楽しみになる一冊。2014/03/31
namoken
1
ドウス昌代の本はノグチの人生に焦点があてられていたが、こちらは作品の論評が中心。文脈を理解するには鈴木大拙とエリアーデを読まないと、だなあ。2013/04/12
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