出版社内容情報
バッハ像は各時代の音楽観や思潮を映しながら、時代と共に移り変わってきた。特に第2次大戦後は、新しい資料研究の成果や新たな視角による作品解釈によって、19世紀末に確立した古典的バッハ像に大きな修正が加えられつつある。本巻にはこの問題に関して画期的な意味をもつ種々のすぐれた論文が集められている。【全巻内容】1 現代のバッハ像(論文集)/2 バッハと時代精神/3 バッハの美学/4 楽長バッハ/5 ケーテンのバッハ/6 バッハのカンタータ/7 バッハとライプツィヒの教会生活/8 バッハ家の音楽家たち/9 バッハの世界(論文集)/10 バッハ資料集/別1 バッハアルバム/別2 バッハ作品総目録