ラップという現象

ラップという現象

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  • サイズ B6判/ページ数 250,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560037355
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

 黒人の路上パーティから音楽史上の革命〈ラップ/ヒップホップ〉は誕生し、80年代後半に黄金期を迎えた。DJ、MC、サンプリング、歌詞、人種問題など、その独自の様式と意味を読み解き、アメリカの都市における〈黒人〉の現在を探る白眉の論考。解説=佐藤良明 付録=レコードガイド+楽譜

内容説明

80年代後半の「ラップ/ヒップホップ」文化の黄金期を起点にして、その音楽の意味とアメリカの都市における「黒人」の現在を探る白眉の論考。

目次

1 資格
2 障害
3 獲得

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

8
1990年のラップシーンについて、2人の白人大学院生が取り組んで、解剖して、再構成し、語った内容。このジャンルに詳しくないわたしにとっては良く分からない部分も多かったけれど、「かわいい魔女ジニー」と60年代の歴史的事実がサンプリングされて語り直される箇所が素晴らしく面白かった。こういう本こそ親切な日本語解説が欲しかった。残念。2015/02/13

なかち

1
ラップを文章でサンプリングする。インナーシティの問題はドラッグ。ラップはサウスブロンクスのハウス・パーティで誕生した。ラップのテーマは悪か、クールか、切れるか、かっこいいか。パブリック・エナミーはコッチ市長を攻撃。黒人音楽は常に怒りと欲求不満を表現する。ファック・ザ・ポリス。批判「繰り返し聞きたくなる安らぎに欠けている」「トラックのビートはあからさまに銃声に似ている」。ハードな社会的真実の代弁者。やたらと自己言及的で一人称が多い。最経験したら流れる感情、それがパブロフ。ゲットーのリアル、ストリートの美学。2012/01/31

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