出版社内容情報
シュヴァイツァーの演奏家としてのしなやかで精緻な、独創的なバッハ解釈と卓越した芸術観が語られる、バッハ評伝史上の画期的労作。バッハ芸術の本質と精神に迫ってゆく思索の広さと深さ、そして個々の楽曲のすみずみにまで及ぶ注意の鋭さと濃やかさにおいて他に類を見ない古典的名著。
内容説明
「マタイ受難曲」をはじめとする中期から後期にいたる声楽曲を、演奏法を交えながら考察する、古典的名著。
目次
『哀悼頌』と『マタイ受難曲』
一七二八―一七三四年のカンタータ
世俗カンタータ
モテットと歌曲
オラトリオ
ミサ曲
一七三四年以後のカンタータ
カンタータと受難曲と演奏