内容説明
コルトレーン自身の回想記をはじめ各界の第一線で活躍する人たちの書下し論考をも加えてモダン・ジャズ史上の燦然と輝く巨星の光芒を捉え、さまざまな角度からその音楽と人間とに熱く肉薄する。年譜・最新全ディスコグラフィー付。
目次
またもやコルトレーンが話しかける
コルトレーンの死をハプニングといったら叱られるだろうか
ジョン・コルトレーンの成立
コルトレーンの三つの「マイ・フェイヴァリット・シングス」
ブラック・アメリカとコルトレーン
コルトレーンへの最後の挨拶
輝かしい蹉跌、そして壮麗な挫折
コルトレーン・オン・コルトレーン
コルトレーンと語る
ジャズの偉人ジョン・コルトレーン
ジョン・コルトレーンとオーネット・コールマン
ジョン・コルトレーン―中間の男
音の波紋と言語の破門と
長いしなやかな指
聴覚的想像力のもたらす幻想
死んだジョン・コルトレーンに捧げる
ねじ曲がった魂
メディテイション
鼎談 コルトレーンは宇宙へ突入する
年譜
全ディスコグラフィー