内容説明
なんといっても中央アジアという言葉には魅力があって、他の名称がまったくこれに代わることはないだろう。その言葉のなかに、夢があり、謎があり、冒険があった。中央アジアと聞いただけで、荒涼とした砂漠や、氷雪をいただいた高山や、羊を追う遊牧の民や、長々と続いたキャラバンの列を思い起こす…。中央アジアの自然と人に深い愛着をもった著者が、学殖を傾けて書き下ろした名著。
目次
古代の交通
アレキサンダー大王
張騫
班超
法顕
宋雲と恵生
玄奘
高仙芝
ジンギスカン
長春真人〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoneyama
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古代から近代まで、中央アジアを横切った38人のダイジェストを、深田久弥がノンフィクションのおとぎ話のように面白くまとめてくれている。深田は百名山だけの人ではありません。古今東西の文献を読みふけり、戦後、海外登山、探検にでかけた日本人たちに指南の書を多数書いた碩学の人です。アレクサンドロス大王、マルコポーロにチンギスハーンの移動経路を高校地図帳で確かめ、いまさらながらその行程に思いを馳せる。中央アジアの地名や地形が大体頭に入ったころには、ヘディンやスタインのダイジェスト版として楽しめる。2006/01/01
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- 和書
- いじめ対応の限界