出版社内容情報
仏政府観光局の支援のもと一年間に8つの行政地域圏を巡遊した篠沢教授は、『アルルの女』の舞台、ロートレック美術館、ランボーの眠る墓等々を訪れた実体験から出発してその地の過去と現在を二重写しにしながら、独自のフランス紀行・文化論をものしました。対フランス観が一回り大きくなります。
内容説明
わたしたちはフランスを知っているでしょうか。分かっていると思っているのは、パリの映像と情報ではありませんか。
目次
1 ジプシーの巡礼
2 『アルルの女』の農家
3 エメ・ヴゥ・ラ・トゥーレーヌ?
4 ドゥールーズ伯爵の末裔
5 タルヌ県二都物語
6 ダルタニャンのガスコーニュ
7 全ケルト民族のシンボル
8 ブルターニュ、夏と秋と
9 ブルコーニュの城
10 詩人ランボーの故郷
11 野末の小墓地
12 ランボー=ヴェルレーヌ観光街道
13 山のあなたのイタリア
14 スタンダールはブザンソンに在りや
15 花のボーヌの酒蔵
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- 和書
- 未完のまゝでも構わない
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- 和書
- 新版砕石 (4訂版)