出版社内容情報
18世紀フランスは、知性と愚劣、優雅と頽廃が奇妙な二人三脚を演じた時代であり、啓蒙思想やロココ芸術もこうした風土の所産であった。著者は光と影が複雑に交錯するこの時代の風景を、一代の遊蕩児ルイ15世と寵姫たちの逸楽の日々を通して活写する。前著『物語マリー・アントワネット』の姉妹編。
内容説明
18世紀フランスは、知性と愚劣、優雅と頽廃が奇妙な二人三脚を演じた時代であり、啓蒙思想やロココ芸術もこうした風土の所産であった。著者は光と影が複雑に交錯するこの時代の核心を、一代の遊蕩児ルイ15世と寵姫たちの逸楽の日々を通して活写する。前著『物語マリー・アントワネット』の姉妹篇。
目次
第1章 王妃マリー・レクザンスカ
第2章 マイイ伯爵夫人
第3章 シャトールー公爵夫人
第4章 ポンパドゥール侯爵夫人
第5章 鹿の苑
第6章 デュ・バリ伯爵夫人