出版社内容情報
大学教授と世界的オルガニストの名声と地位を捨て、赤道直下の原始林で医療と伝道に献身したシュヴァイツァー。本書は、19世紀末から20世紀初頭の先覚者の一人として新しい救済を唱えつづけた博士が、自らの生い立ち、アフリカでの事業、そして愛と平和に捧げた半生を回顧した自叙伝。
内容説明
貧窮と困苦のアフリカで献身した医療と伝道の日々が、やがて恵みと喜びの讃歌に変わる―愛と平和に捧げた半生を回顧した自叙伝。
目次
幼年時代、小中学校より大学時代まで
パリとベルリン1898―1899年
シュトラースブルクでの活動の最初の数年
聖餐研究とイエス伝1900―1902年
大学教授、イエス伝研究史
史実のイエスと現代のキリスト教
バッハ研究、そのフランス語版とドイツ語版
パイプオルガンとその製作
原始林に医者となる決心
医学研究 1905―1912年〔ほか〕