出版社内容情報
16世紀フランスの世相を語るある無名の市民の日記を通して、戦乱の時代にはさまれた名君フランソワ一世の「泰平の世」の姿を豊かな学殖を傾けて語る。
「ルネサンス時代を迎えると、市井の人々の日録とか、世相観察録のようなものが、あちこちでいっせいに出現する。本場はやはりフィレンツェだけれど、パリにもけっこう残っていて、町人の目線で世の中を眺められるのがおもしろい。(宮下志朗・東京大学)」
16世紀フランスの世相を語るある無名の市民の日記を通して、戦乱の時代にはさまれた名君フランソワ一世の「泰平の世」の姿を豊かな学殖を傾けて語る。
「ルネサンス時代を迎えると、市井の人々の日録とか、世相観察録のようなものが、あちこちでいっせいに出現する。本場はやはりフィレンツェだけれど、パリにもけっこう残っていて、町人の目線で世の中を眺められるのがおもしろい。(宮下志朗・東京大学)」