出版社内容情報
中世都市の民衆、農民、そして当時の女性たち。彼らの日常生活を日記、旅行記、裁判記録などの資料を駆使して具体的に再現する。
内容説明
中世都市の民衆、農民、そして当時の女性たち。彼らの日常生活を日記、旅行記、裁判記録などの資料を駆使して具体的に再現する。
目次
1 別世界
2 将棋の駒
3 騎士に生まれて
4 無邪気な農民
5 修道院にて
6 市壁の中で
7 市民の家にて
8 髪にかざした花冠
9 たのしみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
11
2006.06.28 P104 4. 無邪気な農民 『アントニウスの火』 疫病 カロリング朝 バロック時代 13C商業の発展 貨幣経済 16C初頭 中南米産銀流入P144 修道院にて P178 市壁について 都市の空気は自由にする 田舎の空気は人間を縛る アーサー王の円卓の取り澄ました伝説を珍重してきた人々 1986 われわれはメディア消費者 P024 世界や社会の発展を考えられなかった 改革は悪 時間は円環的 P027 発展も変化もなかったのか P028 レターベル 展開式祭壇 2006/06/29
しいかあ
1
ドイツを中心とした中世ヨーロッパ全体を概観した本。一応目次で大雑把な内容の分類はしてあるんだけど、それぞれの項目の中で話題が突然あっちこっちに飛んでいくので、油断してると話についていけなくなる。やや総花的だが、中世全体について知るには便利な本。ただ、中世を理想化しがちな点があって、そこはちょっと割引いて読むべきだろう。だからというかなんというか、売春婦の生活だとか聖職者の堕落だとかそういうことはあんまり書かれてない。2012/01/12
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- 和書
- いのししの夫婦