内容説明
本人および関係者への長時間インタビューをもとに執筆。神の舌を持つ男の真実の姿を描く。パーカー信奉者のみならずアンチ・パーカー派、必読の書。
目次
1 味覚の修行時代
2 ワインブームとほかのロバートたち
3 ワインの十字軍
4 一九八二年産ボルドー
5 一年一万本のテイスティング
6 試飲の旅にひそむ危険
7 帝王の前進
8 パーカー好みのワインを造る
9 パーカーを採点する
著者等紹介
立花峰夫[タチバナミネオ]
京都大学経済学部卒業。リッジ・ヴィンヤーズなど、国内外のワイナリーで栽培・醸造作業を経験後、フリーランスのワインライター/翻訳者として活動。2006年10月より、アカデミー・デュ・ヴァン東京校事務局長
立花洋太[タチバナヨウタ]
東京大学経済学部卒業。東京大学教養学部フランス科卒業。フリーランスのフランス語通訳・翻訳者として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずこまめ
3
パーカーの舌と私の舌は同じじゃない。パーカーにとって美味しいワインが私にも美味しいとは限らない。わかってても、80点と90点のワインがあったらつい90点を買ってしまうかも。2014/12/17
メルセ・ひすい
0
8-27 赤94 米国の田舎ぐらしの男が、ヨーロッパでワインに目覚める。肉食礼賛! 大学サッカーで身障に。ここではグローバル化談義が欠かせない。 世界中のワイン愛好家に絶大な影響力をもつ男の本格的評伝。100点法の採用の是非などについて、本人および関係者への長時間インタヴューをもとに執筆。パーカー信奉者のみならず、アンチ・パーカー派も必読の書。消費者のリポートというスタイルで画期的なワイン・ジャーナリズムの手法を打ち立てこの世界に革命をもたらした戦略・・・・とは。 2007/03/05