内容説明
『階段を下りる裸体、No.2』の出品を拒否され油彩画をやめるきっかけとなった、1912年のサロン・デザンデパンダン(独立美術家展)から死の当日1968年10月1日まで、編者ナウマンが約20年かけて収集したデュシャン自筆の手紙のうち、マン・レイ、ピカビア、ブランクーシ、ブルトンなどおよそ50名に宛てた手紙300通近くを厳選して収録。さらに書簡の内容を理解するための1000にも上る傍注、主要な作品・展覧会の年表、主な宛先人の小伝、作品の詳細なデータなども記載した、まさにデュシャン小事典というべき充実の資料集。
目次
ヌイイー、ミュンヘン、パリ―1912‐1915
アメリカへの移動(ニューヨーク―1915‐1918;ブエノス・アイレス―1918‐1919;ニューヨーク、パリ、ルーアン―1919‐1923)
ヨーロッパへの帰還(ブリュッセル、パリ―1923‐1927;パリ、ラレー通り(1927‐1933;1934‐1940)
アルカション、グルノーブル、サナリ―1940‐1942)
アメリカへの移動(ニューヨーク、西14丁目210番地(1942‐1946;1947‐1950;1950‐1953)
ニューヨーク、東58丁目327番地―1954‐1959
ニューヨーク、西10丁目28番地―1959‐1964
ニューヨークとヌイイー=シュル=セーヌ―1964‐1968)
著者等紹介
北山研二[キタヤマケンジ]
1949年生まれ。東京外国語大学大学院(修士課程)修了。現在、成城大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
伊野
ULTRA LUCKY SEVEN