出版社内容情報
総論・本を形づくる要素の解説・具体例の三部構成で、どこに注目して鑑賞すればよいかを、書物史と美術史の両面から紹介する。
【目次】
はじめに ――書物を鑑賞するということ
I 中世写本・初期印刷本の制作と歴史
1 羊皮紙から書物へ
2 彩飾写本の歴史
3 初期印刷本の世界
4 写本と印刷本の共存と競合
5 蒐集と零葉
II 鑑賞のポイント
文字と本のかたち
1 本のかたちとレイアウト
2 写本の書体
3 活字書体
4 余白
5 装丁
挿絵と装飾
6 写本の彩飾 ―― 挿絵
7 写本の彩飾 ―― イニシャル
8 余白/空白を埋める装飾 ―― ライン・フィラーとボーダー
9 印刷本の手描き装飾、イニシャル
10 印刷本の扉
11 色と色材
代表的なジャンル
12 聖書
13 時?書
14 暦 ―― 月暦図の愉しみ
III ギャラリー・トーク 一冊の本を前にして
1 書体と来歴がひらく世界
「聖マルティヌス伝」写本断簡(セント・オールバンズ、十二世紀中葉)
2 カスタマイズされた彩飾写本が語りかけるもの
「ボープレの聖務日課聖歌集」(エノー地方、一二九〇年)
3 西洋初期印刷本の金字塔を味わう
「グーテンベルク聖書」(マインツ[ヨハン・グーテンベルク]、一四五五年頃印行)
4 挿絵を読むということ
ダヴィッド・オーベール翻案、シモン・マルミオン挿絵『騎士トンダルの幻視』(ヘント、一四七五年)
用語解説
編者あとがき
図版出典
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注
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