ヨーロッパ中世象徴史

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  • サイズ A5判/ページ数 351,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784560026380
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C1022

内容説明

動物・植物・色彩・紋章・遊戯などのテーマを通して見た西欧の歴史。象徴を読み解くと、中世に生きた人々の価値観や社会が見えてくる。

目次

序章 中世の象徴―想像界はどのように現実界の一部をなすか
動物
植物
色彩
標章
遊戯
反響

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

17
動物裁判(豚とかを死刑にしたりしてた)とか類比の考え方とか、中世的な物の見方は色々と興味深く感じる。動物が人を害したとき、現代であれば飼い主が責任を負って、多くの場合は金銭的に解決されるが、中世においては動物自身が裁判で罪を宣告され、飼い主はその動物を失うことで十分に罰せられているとして更に罪に問われることはなかったという。それは動物に人と近い責任能力を認める考え方であり、現代的な感覚からすると奇異に映るが、全くのナンセンスとは言えず、ある種合理的な解決方法だったのではないかと思った。2017/10/15

陽香

1
200810102015/06/11

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