内容説明
アレクサンドリア図書館、ラブレーやボルヘスによる想像の書物、パニッツィの図書館改革、アビ・ヴァールブルクの図書館、ネモ船長の蔵書、強制収容所の図書室…。古今東西、現実と架空の図書館の歴史をたどり、書物と人の物語を縦横無尽に語る。
目次
神話としての図書館
秩序としての図書館
空間としての図書館
権力としての図書館
影の図書館
形体としての図書館
偶然の図書館
仕事場としての書斎
心のあり方としての図書館
孤島の図書館
生き延びた本たち
忘れられた本たち
空想図書館
図書館のアイデンティティ
帰る場所としての図書館
著者等紹介
マングェル,アルベルト[マングェル,アルベルト][Manguel,Alberto]
1948年、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれる。イスラエルのテルアビブで少年時代を過ごす。フランス、イギリス、イタリア、タヒチと放浪の生活を送ったあと、カナダのトロントに20年間住み、現在はフランス在住。著書に『世界文字にみる架空地名大事典』(ジアンニ・グアダルービとの共著、高橋康也監訳、講談社)、14か国語に翻訳されて仏訳がメディシス賞を受賞した『読書の歴史―あるいは読者の歴史』(原田範行訳、柏書房)がある。エッセイや戯曲、翻訳、ラジオドラマへの翻案なども手がけている。リエージュ大学(ベルギー)から名誉博士号を贈られ、フランスの芸術文化勲章オフィシエ受章者でもある
野中邦子[ノナカクニコ]
1950年生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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