ベルグソン全集〈3〉笑い 持続と同時性 (〔2001年〕新)

ベルグソン全集〈3〉笑い 持続と同時性 (〔2001年〕新)

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560025178
  • NDC分類 135.4
  • Cコード C1310

目次

笑い―おかしさの意味についての試論(おかしさ一般について―形のおかしさと運動のおかしさ。おかしさの伝播力;状況のおかしさと、ことばのおかしさ;性格のおかしさ;第二十三版の付記―おかしさの諸定義とこの書で用いられている方法について)
持続と同時性―アインシュタインの理論について(半=相対性;完全相対性;時間の本性について;時間の多様性について;光の図形;四次元の時間=空間)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

9
『持続と同時性』が未刊行なので『笑い』と共に収録された全集版で読む。アインシュタインの相対性理論批判を企図した本書は、20世紀物理学に対する哲学的な誤解として読まれてきたという。行き過ぎとされる著者の運動と静止の相対性の強調と量的な運動を度外視した点を数学史から見ると、著者が2つの系を相対的としたのは量化し得ない持続を含む幾何学を基点にこの理論を批判したからだろうかと思う。すると、幾何学から代数学への変換は量化し得ないものを示唆するが、代数学から幾何学への変換は量化された領域のみを扱うという批判が見える。2024/09/25

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