出版社内容情報
哲学者はナチズムになぜ心酔したのか? ハイデガーの変転する運命を辿り、政治的実存を探究。彼の闘争がわかる、決定版の伝記。
【目次】
内容説明
哲学者はナチズムになぜ心酔したのか?教会、大学、帝国…そして黒ノート刊行後のSNSまで、ハイデガーの「変転する運命」を辿り、その偉大なる存在の根源に迫る!家族、恩師、同僚、愛人たちとの時間もつむぎ、彼ならではの「闘争」をひもといた決定版の伝記。モーリス・ボーモン賞受賞作品。
目次
1 或るカトリックの運命(一八八九~一九一八年)(ドイツ南西の町での或るカトリックの幼年時代[一八八九~一九〇三年];将来の司祭から反近代の若き哲学者へ[一九〇三~一三年];大戦のなかの哲学者[一九一四~一八年])
2 革命的哲学者(一九一九~一九三三年)(メスキルヒの忘却は進む[一九一九~二三年];トートナウベルク高地への根づき?[一九二三~三三年];ベルリンのほうから吹く風[一九二七~三三年])
3 ナチズム、ドイツの運命?(一九三三~一九四五年)(学長就任演説、もしくは指導者としての哲学者の自画像;アホウドリはガチョウ足行進を試みる[一九三三~三四年];嵐に向き合う信託者[一九三四年~四五年])
4 沈黙を約束されたナチ?(一九四五~二〇一七年)(廃墟のドイツの窮迫のなかで[一九四五~四九年];晩年の道[一九五〇~七六年];ハイデガー以後のハイデガー事件[一九六七年~?])
著者等紹介
パイヤン,ギヨーム[パイヤン,ギヨーム] [Payen,Guillaume]
1977年、フランス生まれ。現代史を専門とする歴史学者。2010年、パリのソルボンヌ大学において「マルティン・ハイデガーの政治的実存―或るヨーロッパ知識人のパトリオティズム、ナショナリズム、関与(1889‐1933年)」により博士号を取得。現在、ソルボンヌ大学歴史学部の教授を務める。本書は、刊行後にフランス内外の主要誌で高い評価を受け、2022年にドイツ語、2023年に英語、2024年にスペイン語、2025年にロシア語に翻訳された。本書によりフランス学士院のモーリス・ボーモン賞(2016年)を受賞
亀井大輔[カメイダイスケ]
1973年生まれ。立命館大学文学部教授。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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