ニーチェ〈2〉 (新装復刊)

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  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560024621
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1010

内容説明

ハイデガーが主著の『存在と時間』によって確立された自己の存在論的基盤を踏まえつつ、ニーチェという巨大な現象と対決し、それを通して新たな哲学的視点を切り開いた思索のドキュメント。代表的なニーチェ論の一つである。1936‐42年に行なわれた6つの講義と4つの論文で構成される。

目次

第3講 認識としての力への意志(形而上学完成の思想家としてのニーチェ;ニーチェのいわゆる「主著」;新しい価値設定の原理としての力への意志;真理の本質に関するニーチェの根本思想における認識;「価値評価」としての真理(正当性)の本質 ほか)
第4講 同一物の永劫回帰と力への意志
第5講 ヨーロッパのニヒリズム(ニーチェの思惟における五つの主要標題;「諸最上価値の価値喪失」としてのニヒリズム;ニヒリズム、ニヒルと無;ニーチェの宇宙論および心理学の概念;ニヒリズムの来歴。その三つの形式 ほか)