出版社内容情報
ヘーゲルの初期神学論集。イエスの福音――山上の垂訓と罪の赦しの教えに哲学的釈義を加えたうえで、キリスト教会全体の運命――教会と国家、礼拝と実生活、篤信と徳行、聖職と世俗とがけっしてひとつに融合しえないという運命を詳論する。愛の精神におけるユダヤ的運命との和解という思想の限界を見据える。
内容説明
ヘーゲルの初期神学論集。イエスの福音すなわち山上の垂訓と罪の赦しの教えに哲学的釈義を加えたうえで、キリスト教会全体の運命―教会と国家、礼拝と実生活、篤信と徳行、聖職と世俗がけっしてひとつに融合しえないという運命を詳論する。愛の精神におけるユダヤ的運命との和解という思想の限界を見据える。
目次
第１章 ユダヤ教の精神とその運命
第２章 イエスの登場 その道徳
第３章 律法と罰 愛による運命との和解
第４章 イエスの宗教
第５章 イエスの運命
第６章 キリスト教団の運命
