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出版社内容情報
科学史・科学論から演繹された知の批判。科学的認識が創造的であるためには、実験=経験を通してさまざまな事物のうちに分散するとともに、在来の認識論の固定した枠組をうち破り、それを超えていかなければならないと説く。フランス現代思想の母胎となった科学認識論(エピステモロジー)の先駆的名著。
目次
はじめに 哲学的思考と科学精神
第1章 一科学的概念のさまざまな形而上学的説明
第2章 認識論的断面図の観念
第3章 非実体論―非ラヴォアジエ的化学の序説
第4章 基本的な空間的連結―非解析性
第5章 非アリストテレス的論理学
第6章 『否定の哲学』の綜合的価値