出版社内容情報
「魂と形式」(川村二郎・円子修平・三城満禧訳)/「ゲオルク・ジンメル」(川村二郎訳)
内容説明
創造批評の古典として現在も高い評価を得ている珠玉の評論集。カスナー、キルケゴール、ノヴァーリス、シュトルム、ゲオルゲ等を対象に、エッセイというジャンルの真髄を探る。
目次
魂と形式(エッセイの本質と形式について―レオ・ポッパーへの手紙;プラトン主義、詩、そして形式―ルードルフ・カスナー;生における形式の破砕―セーレン・キルケゴールとレギーネ・オルセン;ロマン派の生の哲学について―ノヴァーリス;市民性と芸術のための芸術―テーオドル・シュトルム;新たな孤独とその抒情詩―シュテファン・ゲオルゲ;憧憬と形式―シャルル=ルイ・フィリップ;瞬間と形式―リヒャルト・ベーア=ホフマン;富、混沌、そして形式―ロレンス・スターンについてのある対話;悲劇の形而上学について―パウル・エルンスト)
ゲオルク・ジンメル