出版社内容情報
著者は古代神話や文献、彫刻、図像の創造的解読により、父権制以前に愛と平等の母権制社会が存在したことを発見し、今世紀の神話学、民俗学、宗教学、法学、精神分析学などに革新的な影響を与えた。今日でも読者の知的関心を惹起する名著の、初版を底本とした完訳である。関連地図、神々の系譜付。
内容説明
神話、伝承、彫刻、図像の精緻な解読により、父権制以前に愛と平等の母権制社会があったことを発見した名著の完訳。今世紀の神話学、民俗学、精神分析学等に多大な影響を与えた本書は、未だ汲みつくされぬ知的宝庫であり、細部の輝きに満ちた新しい世界へと読者を誘う。索引・関連地図等を完備する。
目次
第7章 オルコメノスとミニュアイ人
第8章 エリス
第9章 エピゼピュリオイ・ロクロイ人
第10章 レスボス
第11章 マンティネイア
第12章 ピュタゴラス哲学と後代の哲学体系