出版社内容情報
ごく初歩のラテン語の手引きとして作られたもので、生硬になりがちな説明は極力避けて、平明に説かれている。第1課は発音、第2課から第34課まで文法編であるが、そのうち3分の1を読章にあて、各読章は、単語→注→訳の順で、徹底的に理解出来るよう工夫されているのが本書の特色である。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
67
ラテン語には冠詞がない!と、喜んだのも束の間、怒涛の変化に押し潰されました・・ これ、大学の教科書みたいな、進度凄いので、もっと簡単なの希望(誰でもわかるラテン、みたいな)2021/08/01
チネモリ
4
1回目読了。ラテン語は他の言語と比較して格変化が多い。少しずつ別の問題集などで学習しながら本書で復習したい。後は単語と動詞の格変化を押さえること。次は『インデックス式ラテン文法表』と『ラテン語基礎1500』で強化できることを目標にしよう。2017/09/03
七草奈々子
3
例文が非常に多く、初出語に関しては活用形や格変化の形式、意味が書かれていたので非常に良いと思う。練習問題もついており、ラテン語を学び始めるにあたってよい一冊であると思った。2011/12/08
chayka2
1
一歩一歩順に進めていけるので、最高のラテン語入門書だと思う。読章もどれもウィットに富んでいて面白い。受動態や接続法の活用を初級入門書ということであえて(恐らく一番使用頻度が高い)三人称単複のそれだけしか載せないのは教育的だと思う。2025/05/07
おなべのふたおなべのふた
1
少しの外国語の基本を学んだのであれば(あなたなりの語学の勉強方法を学んだのであれば)ラテン語を理解するためにこの本は役立つ。 これと沿えてラテン語文典も時折読むと学習効果が高まるだろう。2008/09/16