出版社内容情報
カタルーニャ語はスペイン第2の都市バルセロナを中心としたカタルーニャ地方で話され、バレンシアやマヨルカ島などでも使われる歴史ある言語です。いま、ことばに南欧の香りを込めて。
内容説明
本書は、最初の数ページはアルファベットと発音の説明。続くレッスンは全部で20課です。各課4ページから成り、最初の見開きの左ページが日常性にとんだ会話からなる本文、その右ページは本文に出てくる単語の説明と本文全体の訳になっています。次の2ページには文法の説明と、課によってはカタルーニャの一面を紹介する囲み記事がおさめられています。そして2課終わるごとに練習問題があり、最後に本書で使われている単語を集めた、単語リストがついています。
目次
文字と発音
僕はジョルディです
今、ジョルディはいません
診療所は二つあります
ジョルディは働いているの、それとも学生?
君は何時間眠るの?
あなたにジョルディを紹介するわ
鈴木先生に会いに行かなくては
悪いけど時間がないんだ〔ほか〕
著者等紹介
田沢耕[タザワコウ]
1953年生まれ。一橋大学社会学部卒。バルセロナ大学博士課程修了。文学博士(カタルーニャ語学)
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感想・レビュー
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チャーリブ
38
カタルーニャ語といえば田澤耕さん。おなじみのエクスプレス・シリーズの体裁でまとめられていますが、ダイアログは田澤さんらしいウィットに富んだ、生き生きとしたもの。彼の人間性が偲ばれます。カタルーニャ語はスペインのカタルーニャ州を中心とするカタルーニャ語文化圏で使われている言語。体感的にはスペイン語(カスティーリャ語)とフランス語の間にあるような感じです。発音のルールがロマンス諸語とはちょっと違うのでテキスト前半のカタカナの発音表記がありがたかったです。スペイン語などに比べると不規則動詞が多いかも?○2023/02/03