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フランス文学精読ゼミ―ランボーからサルトル、カミュまで

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784560003312
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C3085

内容説明

文学テクストの精緻な読み方を語り、作家の内面に、独自の文体学手法で迫る。

目次

第1部 表層解釈の問題点―「地獄での一季節」にそくして(慣用句解釈の一点張り;接続詞etの位置;同じ形で違う機能;会話の慣用句は知らないと落とし穴;表層解釈は文明の深みと絡む ほか)
第2部 フランス文体顕美鏡 深層解釈(サルトルの哲学を生理感覚で把握する―『吐き気(嘔吐)』『自由への道』『アルトナの幽閉者』
謎の大過去 思考の長回路 クローデル―『わたしの回心』『しゅすの靴片方』
象形文と「文化的美」ヴェルレーヌなど―『フェードル』『恋人たちよ、幸せな恋人たちよ…』『墓の彼方からの回想』『秋の歌』
切迫した美しさのアラゴン―『リラとバラ』『詩法』
空を海に変える不安のサン=テグジュペリ―『人間の土地』『小君主(星の王子さま)』『戦う操縦士』『南方郵便機』『城塞』 ほか)

著者等紹介

篠沢秀夫[シノザワヒデオ]
1933年東京生まれ。中学からアテネ・フランセでフランス語を学ぶ。学習院大学フランス文学科、東大大学院卒。1959年フランス政府給費留学生試験首席合格。1963年明治大学法学部専任講師。1973年学習院大学文学部教授。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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