内容説明
今日西洋料理のメニューは単独の言語のみで書かれることはむしろ稀になった。メニューを読み、書くには、フランス語、イタリア語、英語の知識が不可欠である。本書はそういう現状をふまえて、メニューを読み、書くための基礎的な知識をすみやかに習得できるように企画されたものである。
目次
第1部 メニューの基本(メニューの意味;メニューの表記 ほか)
第2部 フランス料理のメニュー(男性名詞と女性名詞―コンソメとスープ;単数と複数―1個のリンゴと2個以上のリンゴ ほか)
第3部 イタリア料理のメニュー(男性名詞と女性名詞―ジェラートとピッツァ;単数と複数―1個のトマトと2個以上のトマト ほか)
第4部 英語のメニュー(単数と複数―1個のメロンと2個以上のメロン;名詞の形容詞的用法―ビーフ・コロッケ ほか)
付録
著者等紹介
安部薫[アベカオル]
エッセイスト、翻訳家。九州大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。ヨーロッパ文化の文学的研究から、人間生活のベースである食文化の研究に進み、料理の言語であるメニューの学習システムの開発を思い立った。中村調理師専門学校、東京調理師専門学校で「メニューフランス語」を教えた経験をもとに本書を執筆
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