現代フランス広文典

目黒 士門【著】

白水社（2000/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 392p／高さ 22cm
• 商品コード 9784560002599
• NDC分類 855
• Cコード C3085

出版社内容情報

『新フランス広文典』の全面改稿新版。フランス文法のすべてを品詞別に詳述し、詳細な索引によって事典機能も充実した頼れる一冊。【文典＝文法を説明した書（広辞苑）】

内容説明

本書はフランス語の初級文法を終えたかたが、さらにくわしくフランス文法を学ぶために編んだ規範文法書。初級文法をすでに終えた方を読者として想定しているので、統辞論を重視し、そのため「文の構成」を先に置き、それに続く章を各品詞に充て、最後に複文の統辞法に戻る構成をとった。

目次

第１章　発音とつづり字
第２章　文の構成
第３章　名詞
第４章　冠詞
第５章　形容詞
第６章　代名詞
第７章　動詞
第８章　副詞
第９章　前置詞
第１０章　間投詞
第１１章　接続詞
第１２章　従属節
第１３章　句読法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サアベドラ]

フランス語の標準的な参照文法書。英語でいうところの『ロイヤル英文法』や『英文法解説』のような立ち位置。フランス語を読んでいてわからないところが出てきたら、とりあえずこれか『フランス語ハンドブック』で調べる。それでもダメなら、でかくて重くて高い『新フランス文法辞典』と『フランス文法集成』のお世話に。なお、フランス語学習の参考書探しは長崎外語大の戸口民也教授による「フランス語学習者のための参考図書」（www.nagasaki-gaigo.ac.jp/toguchi/tog_ref.htm）が重宝する。

[遠藤 a.k.a. Kon]

ざっと目を通したところでは、本書よりも Daniel Calvez 准教授の『French Grammar: A Complete Reference Guide』のほうが説明が明快で、また同書は仏英対訳の例文も多数収録していてわかりやすい気がする。（ただし同書の文法用語は当然ながら英語。）

2012/08/04