内容説明
軽やかでシャープな俳句と詩情豊かな書。二大作家のコラボレーション。
目次
春(正月―天窓に正月の星二、三粒;正月―老犬をまたいで外へお正月 ほか)
夏(野ばら―こんもりと百年があり野ばら咲く;バラ―世界との距離が白バラまで数歩 ほか)
秋(ねこじゃらし―行きさきはあの道端のねこじゃらし;草の花―がんばるわなんて言うなよ草の花 ほか)
冬(海鼠―父と子と西宇和郡のなまこ噛む;石蕗の花―石蕗咲いて松本清張記念館 ほか)
著者等紹介
坪内稔典[ツボウチトシノリ]
通称、ネンテン。1944年愛媛生まれ。立命館大学大学院修士課程修了。京都教育大学名誉教授。佛教大学文学部教授。俳句グループ「船団の会」代表
杭迫柏樹[クイセコハクジュ]
1934年静岡生まれ。京都学芸大学(現京都教育大学)美術科書専攻卒。日展理事。日展内閣総理大臣賞受賞。日本芸術院賞受賞。日本書芸院副理事長。京都書作家協会顧問。読売書法会常任総務、執行役員。北斗会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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