内容説明
「東の魯山人、西の半泥子」と謳われた、陶芸界の異才、半泥子芸術のすべてを紹介。茶碗、八寸、水指、茶杓、花入、書、絵画、書状、写真など、半泥子の芸術100余点を掲載。
目次
序 木綿の里
1 無茶
2 泥多仏大
3 大夢出門
4 金殿玉楼
5 慶世羅世羅
著者等紹介
千早耿一郎[チハヤコウイチロウ]
1922年、滋賀県生まれ。日本銀行を経て百五銀行に勤務した。日本現代詩人会会員
龍泉寺由佳[リュウセンジユカ]
1971年、大阪府生まれ。京都外国語大学外国語学部フランス語学科卒。四日市市立博物館勤務を経て、1994年より、財団法人石水会館石水博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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R
18
半泥子の作品とその人となりを綴った本でした。いくつもの作品がカラー写真で掲載されているので、それを眺めみるのもよいのだけど、半泥子がいかに多芸であったかということを理解できるいい一冊でした。絵や書にも造詣が深い様子で、個人的には陶器が一番だけど、それ以外にも洒脱な、これが半泥子という生き方、その姿かという作品ばかりで楽しめました。一個欲しいなぁ。2018/09/12
森
8
道楽での陶芸、ただしそのレベルが普通ではない。書などにも余裕があるように感じる。また一方で洗練され切れていない感じも受ける。2015/03/23
tatuki
1
なかなか面白かった。2015/02/26