内容説明
なぜ、小さなスポーツカーメーカーがVW帝国の筆頭株主になったのか?なぜ、四半期決算報告を拒絶してもブランドが高まるのか?なぜ、ポルシェが世界で最も収益率の高い自動車メーカーになったのか?なぜ、マイスターがカイゼン方式を受け入れたのか?自動車業界を揺るがす驚異の戦略を現ポルシェ社長が自ら明かす。
目次
第1章 胸を張って進め―なぜ今こそ企業が行動を起こす時なのか
第2章 ひったくりと冷笑家―経営者とそのネガティブなイメージ
第3章 珍しい鳥―今でも健全な経営者は存在する
第4章 進むべき道を示す価値とは―経営陣が忘れてはならないこと
第5章 なぜ政治は手をこまねいているのか―勇気をなくした私たち
第6章 一例としてのポルシェ―未来はスキルを持った者の手にある
第7章 箱の中から飛び出せ―既成概念にとらわれない考え方
著者等紹介
ヴィーデキング,ヴェンデリン[ヴィーデキング,ヴェンデリン][Wiedeking,Wendelin]
1952年8月28日、ドイツ北西部、ヴェストファーレン地方の町、アーレンに生まれる。機械工学博士。1992年よりDr.Ing.h.c.F.ポルシェAGの最高経営責任者となり、買収の危機に瀕していたポルシェを生き返らせ、今日の興隆に導いた。2006年1月にはフォルクスワーゲンAGの監査役に就任。その経営手腕が高く評価され、ライプツィヒ経営大学院から名誉博士号授与を始め、数々の賞を受賞。家庭ではよき夫であり、二児の父親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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