内容説明
いま、老子の思想がとても新しい―現代の文人・加島祥造が優しく説く心に沁みる老子の教え。
目次
タオとは
善と悪・美と醜
いま、ここ
器の虚の空間
陰と陽
上善如水
静けさに帰る
無私
無心
無為〔ほか〕
著者等紹介
加島祥造[カジマショウゾウ]
詩人、墨彩画家。1923年東京生まれ。早稲田大学英文科卒業。信州大学、横浜国大、青山女子短大で主にアメリカ文学を教える。その間、詩作、翻訳、著作等で活動。50代より書画を始め、現在は伊那谷に住み、老子の哲理をもとに自ら詩を賛に書きこんだ墨彩画を描き、現代の文人画を目指す。これまでに個展45回を数える。2003年には駒ヶ根高原美術館企画展(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱんにゃー
31
[日曜版] 『これでいいのだ!』 (老子はバランスから、みつをさんはダメな自分から、パパは反対の賛成なのだ、、これらの話は今回は省略) 私達が使った場合は? /本物かの見分け方を、読友さんから教わりましたので紹介します。 ”立ち止まって”後ろを振り向いた時に、付いて来てくれているか、誰もいないか(゚o゚;; (あの家族は素敵だな~ ♪天才一家だバーカボンボン♪)2014/06/08
なつ
6
Be what you are.Do what you need.Have what you love.Love creates in people creative Energies.『潜在能力は自分が在るがままでいる時に自ら出てくる』『人として生きるにはいつも始源(はじまり)の一の近くに居るのがいい。そこにはタオの一と繋がる命の在り方がある』『何かを他に求めないで今の自分に満足するとは自分の内側に心を向ける事。すると自分の本当に興味を持つものが見えてくる。自分が本当に願っていた事がはっきりとしてくる』2015/07/13
T坊主
5
著者の老子経に対する解釈。時間的には2-3時間で読めてしまう本ですが、本当は何度も十分にゆっくりと噛みしめて読みたい本です。2015/04/19
箱入り嫁
4
★時には「生きてゆこう」というエナジーの働きに任せたらどうだ ★「争わぬこと」こそいま、21世紀にとって大切な思想です。。。以前読んだ『求めない』がよかったので、 加島祥造さんの名前に惹かれて読みました。 ほんとにほっとする優しい本でした。 2011/06/21
ううまん
3
何度も読み返したい、そんな本です。ほっとしました。2014/04/13