目次
新年(元日や松静かなる東山(高桑闌更)
初み空ひとの歩みの映るかな(清水径子)
めでたさもちう位なりおらが春(小林一茶)
年立つや白玉椿ひとつ咲き(宮下翠舟)
正月の子供になりて見たき哉(小林一茶) ほか)
春(春立つや梢の雪にひかりさす(松岡青蘿)
解けてゆく物みな青し春の雪(田上菊舎)
四方に春立ちはだかれる日足かな(松田利清)
梅がかにのっと日のでる山路かな(松尾芭蕉)
春立つやさすが聞よき海の音(立花牧童) ほか)
著者等紹介
横山煌平[ヨコヤマコウヘイ]
1941年兵庫生。奈良学芸大学(現奈良教育大学)卒。深山龍洞に師事。京都橘大学教授。日展会員、読売書法会常任理事、日本書芸院常務理事、一先会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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