出版社内容情報
〈美術事件簿〉シリーズ待望の西洋編。ルネッサンス期から二十世紀まで、時代を揺るがす美術史上の「事件」と呼びうる出来事に、ふたたび鋭いメスを入れた、著者渾身の書き下ろし23編を収録する。関連図版多数収録。
内容説明
話題沸騰の“美術事件簿”シリーズ、待望の西洋編がついに刊行!ルネッサンス期から20世紀のアート・シーンにまでおよぶ、時代を揺るがす美術史上の「事件」と呼びうる出来事に、ふたたび鋭いメスが入る。
目次
偉大なライヴァル―レオナルドとミケランジェロ
芸術と狂気―ポントルモとフュースリ
画家の殺人―チェリーニ、カラヴァジョ、ダッド
創作と剽窃―デューラー、マルカントニオ、マネ
最初の資本主義画家―レンブラント
二人の宮廷画家の運命―ダヴィッドとゴヤ
諷刺と寓意―ドーミエ
パリ・コミューンの明暗―クールベ
批評をめぐる裁判―ホイッスラーとラスキン
女性と美術―ドガとカサット〔ほか〕
著者等紹介
瀬木慎一[セギシンイチ]
1931年東京生まれ。1950年代から美術評論に携わる。近・現代美術を専門とし、ジャポニスムと美術社会学の研究でも知られる。多摩美術大学、東京芸術大学などで教えた。現在、総合美術研究所所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。